若年性認知症ブログ

Salon

2023年7月 若年性認知症サロン

酷暑が続いておりますが皆さまいかがお過ごしでしょうか?

7月1日(土)に、「ふれあいの里 おくっちょ」にて若年性認知症サロンが開かれました。
若年性認知症・認知症をもつ当事者のご家族や見学の方など合わせて12名の方々が参加され、当事者やご家族の方々がより良く生活を送れるよう情報交換する場となりました。

今回のサロンでは以下のテーマを中心に話し合いが行われました。
・お金の管理の仕方
・1割負担で使えるサービスは何があるのか
・排泄の悩み事
・食事の用意をどうするか  

経験があるご家族が、疑問をもっておられる方にアドバイスをされておられ、当事者の方々への排泄対応の考え方や、サービスの相談窓口をどこで行うか、どのように食事の献立を考えているかなど、初めてこのサロンに参加させていただいた私にとっても大変勉強になる内容でした。

「レトルトや時間短縮できる料理を使うことで、自分の時間を作ることができ、家族の前で笑顔でいられる」
という言葉が特に印象に残りました。

支援される方が心身ともにゆとりを持つことで、当事者の方へのよりよいケアに繋がるのではないでしょうか。

作業療法士 若生 拓也

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