2024年12月 若年性認知症サロン
2024年12月18日 09時28分23秒
12月7日(土)、ふれあいの里『おくっちょ』にて若年性認知症サロン(家族会)を開催いたしました。
当日は、ご家族や看護教諭の方々を含む7名が参加されました。その中に、この秋に若年性認知症の当事者さまを亡くされたご家族が2名いらっしゃいました。一人の方は、20年以上にわたって介護を経験され、「大変なことも沢山あったけれど、価値ある20年を過ごすことができて良かった」と話されました。もう一人の方は、「一生懸命に生きている姿を見られてよかった。46歳から始まり、17年が経った。失ったものも大きかったけれど、得たものも大きかった。たくさんのことを学べた」と話しておられ、参加者の胸に深く響き、考えさせられました。
また、介護を続けていく中で、ご家族が心身ともに健康でいることが大切だという話になりました。そのために、山登りをしたり、お好きなお酒を飲んだり、ボランティア活動をしたりして、ストレス発散や健康づくりに取り組んでいるとのことでした。
今年は今回が最後の開催となります。今年一年、ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。
言語聴覚士 石田 操